休職サラリーマンの日記

適応障害やうつ病と診断された私が、日々思うことを書き連ねていく予定のブログです。

夢見が悪い

仕事を休み、実家に戻って数日が経ちました。前回のブログに書いたように、これまでは確かに具合が良かったように思います。

しかし、今日の夢はひどかったのです。ことあるごとに周りから「できないやつ」と言われ、それに対して「自分はうつ病だ!」と主張しようとするのだけれども、声が出ないという夢でした。

思えば、昨日見たある映画のせいかもしれません。「頑張っているやつを笑うな」という旨の(平凡な?)セリフを聞いた時、不思議と胸に刺さりました。そういえば、私は仕事を休んでいるし、最近は本気で仕事をしていなかったし、「頑張ってないな」と。

それがなんとなく心に引っかかったまま、寝付いたらこんな夢を見たのです。やはり、日々を平穏に過ごさないと、夢見が悪くなるんだなと思いました。

あと、引きこもりがちだとお腹が出てくるし(これも辛い)、気分も悪くなりそうなので、妻の勧めで散歩に出掛けていました。実は、今年すごく気分が落ちた先月は、この散歩中に仕事のことがたくさん頭に浮かんできて、そこから辛い状態になっていました。

そして、おとといも歩いたのですが、やはり仕事のことがたくさん浮かんできて、落ちはしなかったのですが、非常にしんどかったです。このとき、春日武彦『あなたの隣の精神疾患』(集英社、2021年)を読んで、自分の症状が気になったというのも原因だったかもしれません。

その本を読むと、私はいわゆる「新型うつ」に該当しそうなのです。仕事に関しては落ちるけれども、その他の活動はできているからです。

そして、その本には「新型うつの多くは、甘えだ」的なことが書かれていました(少し誇張表現かもしれませんが)。本当に「新型うつ」なら治療が必要だが、多くは詐病とまではいかなくとも、日常生活を送るべきだということが書かれているのです。

誰でもそうでしょうが、私は詐病を主張しているつもりはありません。新型うつの患者は、自分をうつ病にしたがるそうですが、私は健康でありたいと願っているつもりです。しかし、実際に仕事はできていないし、これは普通の人だったら割り切って仕事をするのかもしれないし、もしかしたら健康でありたいという思いも嘘で、うつ病でサボりたいと思っているだけかもしれないし、うつ病にしてほしいと願っているのかもしれません(潜在意識)。

私は、その点をはっきりさせてほしいと思ったのですが、この本はエッセイ調で新型うつなのかどうかを見極めることはできません。筆者が、インターネットの自己診断サイトも批判の対象にしているので、そういうことはしなかったのだと思います。

しかし、私が病気で仕事を休まざるを得ないのか、サボりたくて詐病を偽っているのか、それを診断してほしいのです。新型うつは薬は効かないと書かれていますが、私は抗うつ薬を飲んでいます(効果は感じません)。しかし、薬は減らしてほしいと願っているつもりです。

こんな感じで、本を読んで余計に気持ちがザワついてしまって、落ち着かないのです。これで、変な夢を見たのかなと。みなさんは、どのような症状なのでしょうか。定量化されていないので、難しいですね。