休職サラリーマンの日記

適応障害やうつ病と診断された私が、日々思うことを書き連ねていく予定のブログです。

仕事のギャップ

気づいたことがあったので、もう一つ書いておこうと思います。

おそらく、私の仕事は他の方の仕事とは、形態が大きく異なります。それは、大学院を出ないとなることができないゆえだからかと思います。

私が今の職を志したのは、大学生のときです。

その仕事は、「先輩後輩のない独立した個人として活動をすることができ、自由に意見を表明することができる」ものであると説明を受けました。

人と群れるのが好きではない私にとっては、なんてすばらしい職なんだろうと思ったものです。

しかし、その話が本当になる人は、ほんの一握りの優秀な人だけでした。

私のような頭の悪い人間は、先輩の言うことには絶対に逆らうことができず、自由な活動の余地なく、まるで奴隷のように上からの指示を実現しなければならない、そんな地獄のような世界でした。大学院で余計に学費を払っているのに、です。

こんなこともあって、「自由」なイメージのあった職が、まったくの「不自由」であることが分かったので、そのギャップで心が疲れてしまったように思います。

また、この界隈は最近になって顧客のアンケートを重視する向きが出てきました。私が話を聞いたときは、アンケート自体はありましたが、無視してよかったのですが、今はそのアンケートに不満が書かれていれば、修正しなければなりません。そういう意味でも不自由でした。

嫌な奴だと思われるでしょうが、「大学院まで出たのに、一般のアンケート評価に日々さらされる」というストレスも、感じていないと言えばうそになります。優秀な人は、無視をしてもクビにはなりません。しかし、私のような下っ端は人事評価にさえ響くという噂です(実際には、今のところはしていないようですが、将来的には評価に組み込まれるという噂です)。

このような、自由だと思ったら実は自分にとっては不自由だった世界で、求められる能力も持たず、ただただしがみついているというのに耐えられなくなったんだろうな、と思った今日この頃です。